波乱相場は個別銘柄戦略で「強気」の投資判断株
2018年1月はロケットスタート上昇相場で始まった日本株が、1月後半から雲行きが怪しくなり、2月に入ると米国株安発の世界の株価同時安となった。日経平均株価は2月14日に20950円15銭まで下落した後、2月27日は22502円05銭までリバウンドしたが週末はトランプ大統領が鉄鋼・アルミニウムの完全引き上げを発動するという報道で再び急落した。
東海東京証券が発行したアナリストレポートから投資判断を強気に判断されているレーティング「Outperform」銘柄を参考にしたい。現在のような不安定な相場は個別銘柄戦略が後々の利益追求パフォーマンスに有利であると考えられる。そこで中小型株で成長性と将来業績の良い投資家に人気がつきそうな銘柄に注目。
日経平均株価が600円安となった地合いでも、下記のアウトパフォーム銘柄リストの一部は、株価にマイナス影響が軽微であった、それどころか逆行高している銘柄もあったくらいだ。全体相場が弱い時に逆行高する銘柄は、株式市況が上昇に転じたときには高いパフォーマンスを演じやすいので株価下落局面は投資判断「アウトパフォーム銘柄」の押し目買い好機と捉えたい。
レーティング「アウトパフォーム」銘柄リスト
銘柄 | 時価(3/1終値) | 目標株価 | レポート発行日 |
富士通(6702) | 683.3 | 850 | 3月1日 |
リンク&モチベーション(2170) | 1105 | 1300 | 3月1日 |
アズビル(6845) | 4680 | 5700 | 3月1日 |
トナミホールディングス(9070) | 5400 | 6550 | 3月1日 |
雪印メグミルク(2270) | 2821 | 4350 | 2月28日 |
TOA(6809) | 1478 | 2000 | 2月28日 |
日本トランスシティ(9310) | 431 | 520 | 2月28日 |
ヤマトホールディングス(9064) | 2690 | 3250 | 2月28日 |
シスメックス(6869) | 8640 | 10200 | 2月28日 |
竹内製作所(6432) | 2443 | 2970 | 2月27日 |
ブイ・テクノロジー(7717) | 28700 | 40000 | 2月27日 |
ベルーナ(9997) | 1311 | 1600 | 2月27日 |
朝日インテック(7747) | 3840 | 4600 | 2月26日 |
三井住友フィナンシャルグループ(8316) | 4612 | 5700 | 2月26日 |
日本エム・ディ・エム(7600) | 1009 | 1280 | 2月23日 |
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