コーエーテクモホールディングス分析レポート要約
コーエーテクモホールディングスの分析レポートを要約すると、コーエーテクモホールディングスは2024年3月期に売上高846億円、営業利益285億円を記録しましたが、営業利益率は以前に比べ低下しています。
新作ゲームRise of the Ronin
特に注目されていた新作ゲーム「Rise of the Ronin」を含む複数の大型タイトルの販売が期待に応えられず、中期計画の目標営業利益を下方修正しました。SBI証券アナリストは、開発体制の再構築が必要と指摘しています。
コーエーテクモホールディングスは過去に自社ゲームエンジンの展開や他社との協業で高収益を実現してきましたが、開発費用の増加が収益性の低下に繋がっています。
今後の開発体制や新規IP、AAAタイトルへの取り組みについての不透明感が残る中、SBI証券は2025年3月期の売上高を873億円、営業利益を274億円と予想している。
コーエーテクモホールディングス株式投資判断
コーエーテクモホールディングス株式投資判断としては、目標株価を1,450円に引き下げ、「中立」の評価を継続、この株式投資評価は本業と運用収益の予想EPSを基に、競合他社との比較や収益回復に向けた施策の不透明さを考慮したものでリスク要因としては、今後の大型タイトルの販売動向が挙げられています。
SBI証券レーティング
- コーエーテクモホールディングス(3635)「中立」継続、目標株価は2080円から1450円に変更
- トランスコスモス(9715)「中立」継続、目標株価は3260円から3440円に変更
- ライク(2462)「買い」継続、目標株価は2150円から2130円に変更
- 安川電機(6506)「買い」継続、目標株価は6600円から7600円に変更
- 商船三井(9104)「買い」継続、目標株価は4570円から5450円に変更
- 東海旅客鉄道(JR東海)(9022)「買い」継続、目標株価は4140円から4660円に変更
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)(9020)「中立」継続、目標株価は2723円から3020円に変更