映画業界、コロナ前と比較すると東宝は7割まで回復、松竹は以前厳しい

新型コロナ影響と映画館

TOHOシネマズ

東宝シネマズは「シン・エヴァンゲリオン劇場版」興行収入96億3000万円、劇場版「名探偵コナン 緋色の弾丸」興行収入71億9000万円などヒット作品が寄与して大幅増益になった。

東宝映画事業の営業収入は新型コロナ禍の下、緊急事態宣言、まん延防止などで外出規制や営業時間短縮、映画館休館など厳しい環境が続く中、コロナ前の営業利益に対して7割弱にまで回復してポジティブ。

松竹映画

松竹映画館、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー、東劇、MOVIXなど映画館の休館、営業時間短縮の影響を受け、松竹の映像関連事業は営業利益が4億1,000万円の赤字決算となった。

自社配給作品の「騙し絵の牙」が収益貢献、6月18日公開の「ザ・ファブル殺さない殺し屋」がヒットしており業績寄与が期待される。

大和証券レーティング

  • 安川電機(6506)「2」継続 目標株価6,000円→6,500円
  • 東宝(9602)コロナ前営業利益の7割弱にまで回復してきた
  • 松竹(9601)コロナ前の業績と比較すると依然厳しい
  • 武田薬品工業(4502)Global Finance Investor Day開催
  • Gunosy(6047)グノシーへの広告宣伝投資を再開した
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