ゴールドマンサックスがすかいらーく、あおぞら銀行株を「売り」

ゴールドマン・サックス証券レーティング

・TOYO TIRE(5105) 「買い」継続 目標株価5000円→5200円
・ブリヂストン(5108) 「買い」継続 目標株価6700円→7200円
・住友ゴム工業(5110) 「買い」継続 目標株価2000円→2200円
・SWCC(5805) 「買い」継続 目標株価9200円→10700円
・いすゞ自動車(7202) 「買い」継続 目標株価2300円→2500円
・三井住友トラスト(8309) 「中立」継続 目標株価4700円→5000円
・FUJIMI(5384) 「中立」継続 目標株価2490円→2600円
・NXホールディングス(9147) 「中立」継続 目標株価3100円→3000円
・SMC(6273) 「買い」継続 目標株価72000円→74000円
・横浜フィナンシャルグループ(7186) 「買い」継続 目標株価1140円→1240円
・ニトリホールディングス(9843) 「買い」継続 目標株価2900円→2600円
・すかいらーくホールディングス(3197) 「売り」継続 目標株価1720円→1750円
・あおぞら銀行(8304) 「売り」継続 目標株価2340円→2350円

参考ゴールドマン・サックス: 世界最強の投資銀行 単行本
130年の歴史をリアルに表現。ルービン前財務長官を輩出した独自の企業文化が見えてくる
本書を手にした時に感じた興味は次の2点だった。(1)金融市場からの評価がきわめて高かったルービン前財務長官はゴールドマン・サックスの出身である。財務長官を輩出する企業文化とはどのようなものなのか?(2)ガルブレイスの名著「大恐慌」は,ゴールドマン・サックスを1920年代のウォール街のユーフォリアを具現化した代表的な企業として取り上げている。同時に,株価のクラッシュとともに同社が大きく傷ついていく様子も描いている。
だが,現代においてゴールドマン・サックスは誰もが認める世界屈指の名門インベストメント・バンクである。このいちじるしいギャップは何なのか? ゴールドマン・サックスは,その経営形態が非公開のパートナーシップ制であったがゆえに,これまで神秘のベールに包まれていた感がある。しかし,本書の著者はゴールドマンサックスにバイスプレジデントとして実際に勤務していた元為替トレーダーであり,同社の130年の歴史を丹念かつリアルに表現している。本書の英語の副題は「The Culture of Success」。現在の成功に至る独自の企業文化の系譜が描かれ,冒頭の評者の興味に十分に答えてくれた。1929年の大暴落だけでなく,ペンセントラル倒産事件,共同経営者によるインサイダー取引疑惑など同社はこれまで幾度も深刻な経営問題に遭遇してきているが,そのたびに「顧客第一主義」の理念を再確認しながら新たなリスクを果敢にとって乗り切ってきている。その過程はスリリングでさえある。
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