タツモ株価見通し投資判断を新規買い|丸三証券レーティング

丸三証券レーティング

  • タツモ(6266)新規「買い」目標株価5000円
  • Appier Group(4180)「買い」継続 目標株価2800円→2650円

生成AI関連銘柄アドバンスドパッケージ向け装置の売上拡大に注目

タツモは半導体製造装置、搬送装置、および液晶製造装置の開発・製造・販売をコア事業としている企業。タツモの特色はSiパワー半導体用ウェーハの薄化に関連する装置で高い競争力を持っているパワー半導体関連銘柄としてもテーマ物色されている。

タツモ決算2023年12月期

タツモの2023年12月期連結業績は売上高が前期比+15.6%の282億円、営業利益が前期比+30.2%の37億円となった。

内訳はスマートフォンやパソコン向けの半導体需要が減少した一方で、パワー半導体向けの貼合・剥離装置の引き合いが強く増収増益となった。

タツモパワー半導体関連の引き合い好調

2024年12月期通期会社計画では、売上高360億円(前期比+27.8%)、営業利益46億円(同+25.9%)を見込んでいます。半導体装置部門の増収が業績成長をけん引する見通しで、特にアドバンスドパッケージ向け装置の売上拡大に注目している。

中期的なタツモ業績予想はパワー半導体やアドバンスドパッケージの市場拡大を背景に、半導体装置部門の売上増加による業績成長を期待しています。

タツモ株式の投資判断「買い」

丸三証券は、タツモ株価の投資判断を「買い」、タツモ目標株価を2025年12月期丸三証券調査部予想EPSの約19倍である5,000円に設定。

主なリスク要因は、パワー半導体やアドバンスドパッケージに関連した設備投資調整、顧客の製造プロセス変更、新たな競合技術の実用化と解説している。

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