アパレル業界不況ECサイト支援事業が悪化ヒト・コミュニケーションズ格下げ

水戸証券レーティング

  • 大阪有機化学工業(4187)新規「A」目標株価4700円
  • ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス(4433)「A」→「B」格下げ 目標株価2500円→2200円

アパレルECサイト売上急減の影響

水戸証券はヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス株式投資評価を「A」から「B」に格下げした。同社は販売系営業支援とデジタル営業支援が収益の主力だが、ECサイト運用支援事業が急減速した。

ヒト・コミュニケーションズグループEC支援プラットフォーム事業会社は、株式会社ビービーエフがEコマース・TVコマースチャネル営業支援事業を手掛け、株式会社ブランチ・アウトがパレル企画・製造・卸売事業を手掛けている。

水戸証券アナリストは「コロナ後もEC需要拡大が続くことから、デジタル営業支援は来期も2ケタ増収を維持できると思っていたが、2021年3月~5月期のECサイト運用支援事業の急減速を踏まえると減収に転じることも考えられるとして、ヒト・コミュニケーションズグループ業績予想を2022年8月期を減収減益予想に見直しレーティング引き下げた」と理由を解説している。

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