みずほ証券、銀行株を持たざるリスク→状況を見極める局面へ

みずほ証券レーティング「買い」の銀行株は3銘柄

トランプ氏がドットフランク法を見直す方向性や、米財務長官がムニューチン氏など閣僚にゴールドマンサックス出身の人事からニューヨーク株式市場や東京株式市場で銀行株が上昇している。多くの証券アナリストは「銀行株を持たざるリスク」として、とにかく銀行株買いを推奨している流れが多い。どこもかしこも銀行株のレーティング格上げ、、目標株価引き上げが連日のように発表されている。

こうした流れの中、みずほ証券は12月15日付けレポートで銀行セクターの投資判断を「持たざるリスク」から「状況を見極める局面へ」という内容のレポートをリリースしている。銀行株レーティング・目標株価の一覧表を見ると、みずほ証券がレーティング「買い」推奨しているのは3銘柄しかないことに気が付く。三菱UFJについてはグローバルな商業銀行と高い評価をしているが、直近の株価大幅上昇で「中立」としている。

みずほ証券 銀行株レーティング目標株価一覧表

投資判断 旧目標株価 新目標株価
8306 三菱UFJフィナンシャルG 中立 625 800
8308 りそなHD 中立 520 640
8309 三井住友トラストHD 買い 4500 5300
8316 三井住友フィナンシャルグループ 買い 4400 5400
7182 ゆうちょ銀行 中立 1350 1550
7186 コンコルディアFG 中立 510 590
8331 千葉銀行 中立 660 790
8354 ふくおかFG 買い 500 620
8355 静岡銀行 中立 815 1100
8358 スルガ銀行 中立 2550 2850
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