化粧品大手会社の株価投資判断(コーセー、ファンケル、ポーラ・オルビス)

コーセーブランド依存度の高まりはリスク

岡三証券アナリストレポートによると、コスメデコルテの中国需要の取り込みが業績下支えになるが、ブランドへの依存度の高まりはリスクであろうと指摘している。

国内ではコロナ禍から回復が一程度見込めるが、デジタル対応、ブランドマネジメント等の収益性改善が競合会社と比べて遅れているとの理由を挙げている。

また現在のコーセー株価は会社計画の上振れを織り込んだ水準とし、国内大手化粧品会社の株価はEV/EBITDA平均15.1倍で、コーセーは16.7倍となっていることから競合比で若干ディスカウントすると説明。

岡三証券レーティング

  • 住友化学(4005)「強気」継続 目標株価700円→800円
  • ポーラオルビス(4927)「強気」継続 目標株価3150円→3500円
  • キリンホールディングス(2503)「中立」継続 目標株価2300円→2350円
  • ファンケル(4921)「中立」継続 目標株価4000円→3580円
  • コーセー(4922)「中立」継続 目標株価17150円→16500円
  • パナソニック(6752)「中立」継続 目標株価1500円→1350円
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