SMBC日興証券レーティング
- 東急不動産ホールディングス(3289)「1」→「2」格下げ 目標株価1150円→1220円
- 野村不動産ホールディングス(3231)「1」継続 目標株価4500円→4700円
- パナソニック(6752)「1」継続 目標株価2400円→2000円
- 三菱地所(8802)「1」継続 目標株価2300円→3100円
- 三井不動産(8801)「1」継続 目標株価1433円→1800円
- 東京建物(8804)「2」継続 目標株価2300円→2600円
- 住友不動産(8830)「2」継続 目標株価4700円→5400円
- ニトリホールディングス(9843)「2」継続 目標株価18500円→23000円
不動産・住宅セクターの新年度投資戦略
1. SMBC日興証券によると不動産株は資産価値を織り込み上昇余地を探る。
2. SMBC日興証券は大手不動産の目標株価を変更、東急不動産ホールディングスの投資評価を「1」から「2」へ引き下げ。
3. 2024年以降、不動産業界の見通し国内戸建は厳しいが、国内賃貸・米国住宅の成長が続く。
4. インフレ期待、オフィス市況回復、ROE改善により、大手不動産株は上昇すると予想。
5. 三井不動産の新規中期計画、三菱地所の長期経営計画レビュー、野村不動産ホールディングスの株主還元改善に注目。
6. 住友不動産のガバナンス改善も注目、但し、住友不動産は株価に織り込み済み。
7.不動産株は資産価値が株価に織り込まれるタイミングと判断、大手6デベロッパーの目標株価を引き上げ。
8. SMBC日興証券は東急不動産HDの目標株価を1,150円から1,220円へ引き上げ資産価値向上期待、資産・資本効率化への確度が高まった。
9. 国内戸建住宅は厳しく、回復に時間がかかると見られる。
10. 一方、国内賃貸住宅は堅調な受注状況が続くと予想。
11. 米国住宅は、金利ピークアウト、住宅ストック不足、人口増加を背景に需要回復が続く。
12. SMBC日興証券は不動産株の個別銘柄で積水ハウス、住友林業、大和ハウスに注目。
13. 不動産・住宅セクター見通しは2024年度以降が焦点となる。
14. 決算発表に向けた短期株価について、三井不動産、三菱地所、野村不動産HD、SREホールディングス、積水ハウス、住友林業はポジティブな反応を予想。
15. 決算発表に向けた短期株価について、ヒューリック、イオンモール、東京建物、飯田グループHD、レオパレス21はネガティブな反応を予想。
16. 国内不動産売買市場は、一定程度の金利上昇を想定も、緩和的な金融環境の継続期待を背景に堅調な市況が続くと予想。
17. 東京都心オフィス市況では、コロナ後の需要回復や大量供給一巡もあり、5年ぶりの賃料増に転じると予想。
18. 国内住宅について、コロナ禍からの需要反動減、販売価格上昇、市中在庫増加もあり戸建の厳しい状況が続くと予想。
19. 賃貸不動産業界の分析、貸家(アパート)は、コロナ禍からの回復や安定的な入居率もあり、底堅い受注が継続しようと予想。
20. 米国住宅については、住宅ローン金利ピークアウト、住宅ストック不足、人口動態も背景に、新築・中古住宅ともに市況は回復に向かうと見ている。
SMBC日興証券の不動産・住宅セクターの新年度投資戦略についての要約。証券アナリストは、不動産株は資産価値を織り込みつつ上昇余地を探る展開が続くと予想。
大手不動産の目標株価の変更や、国内戸建の厳しい状況と対照的に、国内賃貸・米国住宅の成長が続くと予想。